捨てる・売る・寄付する？ 不要になったCD・DVDを確実に処分する５つの方法

写真、音楽、動画などの記録媒体として長年普及してきたCDやDVD。今ではMP3でクラウドに保存することも多いので、CDやDVDを保有する必要性が減ってきています。

 

一言でCDやDVDと言っても、その内容は様々。仕事上のデーターを記録したものや、映画のDVDや音楽CD、ダビング録画したDVDなどがたまっていたり、未使用のものがそのまま残っていたりもします。懐かしい思い出が記録された家族の写真や動画などは、なかなか処分するのは難しいですし、個人情報の安全性なども気になりますね。

 

ここでは断捨離や引っ越し、自宅や実家の処分、終活などをきっかけに、これらのCDやDVDを大量に処分したくなった時に、捨てる、売る、寄付、どのように処分するのが良いのか、迷わずに確実に処分する方法と、それぞれの手間や費用についてメリット・デメリットを紹介します。

CD・DVDを処分する方法は大きく5つ

 

まず最初に、今回処分したいCD・DVDについて、
「量は多いのか、少ないのか？」
「書き込み済みか、未使用新品か？」
「市販の音楽CDや映画のDVDなのか？」
この3点について確認してみましょう。

 

書き込みした使用済みのCD・DVDの場合は、基本的には捨てるしかないのですが、市販の音楽CDや映画のDVDやブルーレイ、未使用新品のCD・DVDの場合は、そのまま捨ててしまうのはもったいないことです。売却するか寄付することで、収入を得ることができるので売ることも検討しましょう。捨てるものと売れるものが混在している場合もありますので、ここでは大きく分けて5つの処分方法を紹介します。

 

１．自治体でのごみ回収処分
２．不用品回収業者で一括処分
３．買取業者で売却処分
４．フリマアプリなどで売却処分
５．慈善事業団体などに寄付

 

それでは順にそれぞれを詳しく解説していきます。

自治体でのごみ回収処分～手間はかかるが無料で処分できる～

自治体のごみ回収処分で捨てる場合は、地域によってごみの処理方法が異なるため、まず最初にお住まいの地域ではCD・DVDは「可燃ごみ」なのか、「不燃ごみ」なのかを確認しましょう。

 

例えば、東京23区や横浜市のごみ分類では、CD・DVDはプラスチックのケースも併せて「可燃ごみ」ですが、東京都町田市や国立市の場合はケース含めて「不燃ごみ」です。ほとんどの地域で中身とケースは同じ処理方法になる事が多いようです。

 

＜使用済みCD・DVD処分の注意点＞
CD・DVDをゴミ処分する際の1番の注意点が、個人情報の流出やデータの悪用に対する防御です。たった1枚のCD・DVDの中にでも大量のデータが記録されています。

 

中身を確認しないまま、読み取りできる状態でごみとして安易に捨てると、回収車が来る前のごみ集積所で、またはごみ回収後の集積所で、どのようなタイミングで、どのような人に持ち去られてデータを読まれてしまうかわかりません。もし仕事先から持ち帰ったデータが紛れていた場合、自分の過失で大変な事態になる恐れもあります。

 

最悪の事態を回避するためには、面倒でも必ず読み取れない状態にして処分する必要があります。ごみ回収処分をする場合には、CD・DVDの中身を確認し、必ず読み取れない状態にしてから捨てるようにしましょう。

 

これまでにCD・DVDを捨てた経験がある方はお分かりだと思いますが、CD・DVDを読み取れない状態にするには大きく分けて以下の4つの方法があります。

 

・シュレッダーで裁断する
・ハサミでカットする
・カッターで細かく傷を入れる
・ガムテープで記録面を剥がす
　
 

CD・DVDに記録されたデータはレーベル面（キラキラと反射する面）に書き込まれていますので、その面に傷をつけるか、割るか、剥がすなどすることで、データを読み込むことができなくなります。

 

CD・DVD専用のシュレッダーは、差込口から入れるだけで粉々に粉砕するので、1番安全安心な廃棄方法です。ハサミで切ったり、カッターで傷つける方法でも安心ですが、カッターで傷つけた後にガムテープを貼り付けて剥がすと、キラキラした面を剥離させることができますので、漏洩したくない重要データーの場合はここまで行うのが理想です。

 

どの方法で破棄するとしても、CD・DVDの数が多いときは作業するのは大変です。専用のシュレッターは2,000円程度でも購入できますので、大量に処分したい時や、確実にデーターを破棄したい時には、とても便利です。

 

【メリット】
・無料で処分できる

 

【デメリット】
・データ破棄の手間がかかる
・大量に処分するのは大変

不用品回収業者で処分する~回収費用はかかるが一気にまとめて大量処分できる~

処分したいCD・DVDが大量にある場合や、データ破棄の手間が面倒な場合は、一括して不用品回収業者に任せてしまう方法がおすすめです。回収費用はかかりますが、自宅まで出張回収に来てもらうか、段ボールで送る方法があり、一気にまとめて片づけることができるので、ほぼ手間がかからず効率的に処分できます。

 

注意すべき点は、業者の信頼性です。
不用品回収業者は多く存在するので、ホームページなどを確認し、これまでの取引件数や口コミなどの評価も参考に、信頼できる回収業者を選ぶことがポイントになります。

 

また、不用品回収業者の中でも古物商として買取も併せて行っている業者の場合は、未使用のCD・DVDや、市販の音楽CDや映画のDVDやブルーレイをまとめて買取してくれるケースもあります。使用済みのCD・DVDだけではなく、これらの売れるCD・DVDもまとめて処分したい場合は併せて相談してみましょう。買取してもらえれば回収費用が無料になったり、プラスのお小遣いになるかもしれません。

 

さらにCD・DVD以外にも処分したいものがある場合は、それらもまとめて回収してもらうことも可能です。断捨離や引っ越しの場合はとても便利です。

 

【メリット】
・一気に片付いて手間がかからない
・買取してもらうこともできる
・CD・DVD以外のものも一緒に処分できる

 

【デメリット】
・回収費用が数千円必要
・信頼できる業者を選ばないと危険

買取業者で売却処分~需要の多い人気の音楽CD・映画DVDは売却できる~

処分したいものが市販の音楽CDや映画のDVDやブルーレイの場合は、専門の買取業者で売却処分できます。特に人気のアーティストのものや、ヒットした映画は需要が多いので高額で売れる可能性もあります。買取業者はジャンルごとに得意分野が分かれますので、数社調べて問い合わせてみると良いでしょう。

 

音楽CDや映画のDVDやブルーレイの買取で有名なところには「BOOK OFF(ブックオフ)」があります。店舗に持ち込むか、段ボールで送って簡単に査定することができます。但し音楽や映画以外のCD・DVDは買取されないので、未使用新品のCD・DVDは別途、リサイクルショップやフリマアプリなどで売却しましょう。

 

【メリット】
・収入が得られる

 

【デメリット】
・分野毎に業者に問い合わせる必要がある
・手間がかかる

フリマアプリなどで売却処分~手間はかかるが売れれば収入になる~

同じく処分したいものが市販の音楽CDや映画のDVDやブルーレイに加えて、未使用新品のCD・DVDもある場合は、自分でフリマアプリやオークションなどで売却することもできます。軽くて薄いCD・DVDは発送もしやすく、個人売買に向いている商材です。

 

高く売れそうなものがある場合や、手間暇惜しまず、時間的に余裕がある方にとっては最適な処分方法です。説明文の作成、梱包資材の準備などは必要になりますが、これまで経験がある方にとってはそれほど苦はないでしょう。

 

フリマアプリで人気の「メルカリ」では、商品のバーコードをスマホで読み取るだけで、CD・DVDのタイトルなど基本的な情報を自動入力してくれるので、大量に余分したい場合でも比較的楽に出品することができます。
ネットオークション形式の「ヤフオク！」では、出品した最低価格から、欲しいと思う人が競り合って価格を決める形式なので、希望していた価格以上で売れることもあります。根強いファンがいる人気のCD・DVDは「ヤフオク！」出品がおすすめです。

 

但しどちらも出品して直ぐに売れるわけではないので、急いで処分したい場合には不向きです。

 

【メリット】
・収入が得られる

 

【デメリット】
・出品や発送などに手間がかかる
・発送資材など購入が必要
・いつ売れるかわからない

慈善事業団体などに寄付~配送料の負担だけで社会貢献ができる~

同じく市販の音楽CDや映画のDVDやブルーレイ、未使用新品のCD・DVDの場合は、NPOなどの慈善事業団体に寄付することで喜ばれ、社会貢献することができます。寄付されたCD・DVDは売却され、活動資金として活用されますが、例えば子供向けの映画などはそのまま活用されるケースもあります。寄付を受け付けている団体は数多くありますので、どのような活動を支援したいのか、ホームページなどで確認してみましょう。

 

代表的な例では「NPO法人もったいないジャパン」があります。廃棄されるものを社会に還元する考えのもとに、様々な使える不用品の寄付を募っています。寄付されたものは自立援助ホームの支援などに活用されます。段ボールにCD・DVDや不用品を詰めて指定先に発送するだけなので手間もかからず、一気に片づけることができます。但し不用品を送る場合は、受け付けている種類やジャンルを事前に確認してから送るようにしましょう。

 

【メリット】
・手間はかからず社会貢献できる
・CD・DVD以外の不用品も処分できる

 

【デメリット】
・配送料は負担する必要がある

まとめ

いかがでしたか？様々な処分方法がありますが、不用品回収業者で処分する場合、どこの不用品回収業者が良いか迷われる場合には、ぜひ不用品をどこよりも安く回収する業界最安値宣言をしている「不用品回収ルート」を検討してみて下さい。

 

「不用品回収ルート」は古物商許可を得て買取・回収を行っている創業17年の会社です。年間の回収実績は20,000件あり、お客様満足度が97.5%という高い評価を得ている安心の会社です。また、買取サービスも行っているので、不用品の処分と同時に買取査定も行えます。
明瞭会計で追加料金など煩わしいシステムがなく、対応エリアも関東、近畿、四国、九州までと幅広いので、不用品をまとめて処分したい方には最適です。無料見積は電話、メール、LINEで24時間365日受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。