「不用品回収」と「廃品回収」ですが、環境省がそもそも同一視しているので業界人でもない限り違いが分からないのは当然です。
しかし、実は若干の違いがこの2つにはあります。
この記事では、不用品回収と廃品回収の違いをメインに解説し、サブトピックとして無料廃品回収に潜むトラップについてご紹介します。
不用品回収と廃品回収の違い
実は「廃品回収」と「不用品回収」には法的な区別はありません。しかしこの2つには、以下のような回収対象としている物の違いあります。
【廃品回収】
リサイクル可能な古紙・ダンボール・缶・瓶・故障していない家電など
【不用品回収】
リサイクル可能な物を含めた依頼主が要らない全てのもの
前者の「廃品回収」は、言い換えれば「売ってお金になるもの」だけを回収対象とした業者のことです。そのため、リサイクルできない品目の回収は断られてしまいます。
後者の「不用品回収」は売ってお金になるかどうかではなく、依頼主が不要なものをすべて引き取る業者です。ただし、不用品回収業者にも回収不可としているものがあるので、詳しくは以下の記事をご確認ください。
不用品回収で回収できない物って?回収不可の場合の処分方法も解説
無料廃品回収には高額請求のトラップがある
廃品回収業者と聞くと、街中をゆっくりトラックで巡回しながら、「どんなものでも無料で回収いたします」と宣伝している業者をイメージされる方が多いと思います。
処分費用なんてかからない方が嬉しいに決まってますから、ついつい「無料」という甘い文句に乗ってしまう方は少なくありません。
しかし、無料廃品回収の99%が違法業者であり、以下のような被害に遭ってしまい泣き寝入りする人が後を絶ちません。
- トラックを積んだ後に高圧的な態度で法外な費用を請求してくる
- 依頼していない物まで勝手に回収していく
また、たとえ無料と言っていなかったとしても、街中を巡回しているトラックを利用してしまうと、費用を払ったのに空き地や山などに不法投棄されてしまいます。最悪の場合、依頼主が罪に問われることもあります。
とはいえ、なかには本当に稀に無料で廃品を回収している業者も存在します。
こういった業者は、無料で回収した廃品を買い取ってくれるリサイクル業者や輸出業者にアテがあるからです。
しかし、労力に見合わない金額にしかならないので、普通は不用品回収も廃品回収も有料での依頼となります。
以下の記事でも、無料を謳う業者を含めた悪質業者について詳しく解説しています。そうした悪質業者を回避する方法についても触れているので、合わせて読んでください。
【高額請求の闇】悪質ぼったくり不用品回収業者の特徴と回避する方法
まとめ
全国に展開している弊社『不用品回収ルート』は、この記事で紹介した区別をすると廃品回収ではなく不用品回収を行う業者ということになります。
以下のような回収を受け付けていない品目もありますが、それ以外のものはどんなものでも回収可能です。
- 生ゴミ
- 液体類
- 食品類
- 土
- ブロック
- 生木
- 砂
- 汚物
- 医療廃棄物
- 危険物
また、業界最安値に挑戦しており、お客様のお荷物量に合わせて料金が最適化する料金プランとなっております。