ただでさえ引越し準備などで忙しいとき、不用品が多いと本当に困りますよね。特に粗大ごみサイズの不用品の場合、市の戸別回収の予約が「1ヶ月待ち」なんてこともあり、引越し期限が迫っていると利用できないことも多々あります。
そんな時、引越し業者の不用品回収サービスは便利で魅力的に映るかと思います。
果たして本当に日通の不用品回収サービスは利用すべきなのか、不用品回収業者とどちらがお得なのか。それらにも触れているので、少しでも損したくない方はぜひ最後まで読んでくださいね!
日通(日本通運)とは?
画像引用元:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/
日通(日本通運)とは、国内の運送業界でトップクラスの売上を誇る総合物流企業で、運送業で培ったネットワークを活かした引越しサービスも提供しています。
最大の特徴として、全国200ヵ所の拠点に加え、海外にもネットワークを展開しているので、日本から海外、海外から日本、海外間の引越しといった長距離引っ越しにも対応。
日通には自社の内航船があるので長距離の引っ越しにおけるコストパフォーマンスが良く、日程に余裕がある方や長距離引っ越しをする方にはおすすめの引越し業者となっています。
日通(日本通運)の不用品回収サービスの特徴
日通では引越しのオプショナルサービス(有料)として、粗大ゴミのみの引取を受け付けています。ただし、不用品回収業者のような買取対応がなく、引取できる不用品の品目に制限があるので注意が必要です。
【引取不可の不用品例】
・生ゴミ
・家庭ゴミ
・自動車
・オートバイ
・タイヤ
・石油
・ピアノ
・耐火金庫
・消火器
・ガスボンベ
この不用品回収サービスですが、一部地域では利用できない可能性もあるので、事前に電話で確認しておきましょう。
日通(日本通運)に不用品回収を依頼すると高くつく
日通の不用品回収サービスは専門の回収業者に委託するので、仲介料などを上乗した形で利用者に請求されます。そのため、自治体の戸別収集や仲介料がない不用品回収業者の方が安い料金で利用することができます。
また、どの引越し業者でも、不用品回収業者のように不用品の量に適した料金プランというものがないため、割高になってしまうのは避けられないでしょう。
日通の公式ページ自体にも、
不用品(粗大ゴミ)は、一般的に各自治体が行っている「粗大ゴミ収集」は安価で、かつ合法的に処分できる方法となりますので、まずは自治体へご確認されることをおすすめします。
引用元:https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/faq/other/08.html
と記載があり、端的に言えば「不用品の処分は自治体の方が安いからそっち利用してね」と述べています。
一方、不用品回収業者であれば、
- 不用品の量に適した料金プランを利用がある
- 業者によっては不用品が多ければ多いほど割安になる
- 不用品の買取を行っている
- 最短即日に不用品を手放せる
など、単にお得なだけでなく様々なメリットがあります。特に退去日が迫っている等で急を要する事態には、即日対応や深夜・早朝対応をしている不用品回収業者もあるので大変便利です。
まとめ
不用品が少数かつ日通が回収対象としている「粗大ごみ」を処分したいのであれば、引っ越しと同時に日通の不用品回収サービスを利用するのは一石二鳥で便利です。
しかし、時間に余裕があるのであれば自治体の戸別収集がお得ですし、不用品が多いかつ時間に余裕がない時は不用品回収業者だと確実かつ割安になります。
引越しは何かと出費がかさむので、損をしないためにも不用品の処分は前もって計画しておきましょう。