不用品を処分したいと考えていても、どれくらい料金かかるのかわからず、処分するまでにいたっていないという方はいらっしゃいませんか?
今回はそんな方に向けて、実際に不用品回収を依頼した場合の料金はいくらぐらいなのか、費用相場について解説していきます。
目次
不用品回収業者の料金形態について
まずは不用品回収業者に依頼する上で理解しておきたいのは、料金の形態についてです。
不用品回収業者によって料金プランや料金設定はさまざまですが、大きく2種類に分けられます。
- 単品回収(品目ごと)
- 積み放題(定額制)
それぞれどういったものなのか解説していきます。
単品回収
その名の通り、単品で回収する品目ごとに料金が設定されているタイプです。
基本的な料金の内訳は以下のようになります。
- 各品目の回収料金
- 収集運搬料(もしくは基本料金)
- オプション料金
【オプションとして一般的に設定されているもの】
- 人件費(追加作業員)
- 階段費用
- 家電リサイクル料
- 分別作業料
- エアコン取り外し料 など
積み放題
トラックに積み放題できるようなプランであれば、定額の料金で不用品回収を依頼することができます。
業者によってさまざまですが、トラックの大きさによって設定されていることがほとんどです。また、トラックによって高さや重量に制限が設けられているため、積み放題といっても制限がないわけではありませんので注意が必要です。
料金はプランごとの定額料金です。料金には収集運搬料やオプション料金がすでに含まれていることが多いです。
【方法別】不用品回収にかかる料金相場
それでは、実際に不用品回収を依頼した場合、料金はいくらほどかかるのでしょうか。
不用品回収業者の料金形態について紹介してきましたが、不用品回収といっても方法はさまざまで、不用品回収業者による回収だけではありません。
- 不用品回収業者に依頼
- 自治体で粗大ゴミとして処分
- 引越し業者に依頼
ここからは回収頻度が高い品目を回収した場合の料金相場を方法別で紹介していきます。
不用品回収業者で回収してもらう場合
まずは、不用品回収業者に依頼した場合です。
先ほども触れたように不用品回収業者では大きく分けて2つの料金形態が存在しますので、それぞれの費用相場について見ていきましょう。
単品回収の料金相場
回収したいものが1つしかない時などに利用したい単品回収の料金相場です。
料金形態でもご紹介したように、品目ごとの料金以外に収集運搬料や基本料金といった料金が発生することがほとんどですので、見積もりを必ず事前に確認するようにしましょう。
収集運搬料(基本料金)の相場は3,000〜5,000円となっています。
以下は品目ごとの回収料金の相場となります。
品目 | 費用相場 |
テーブル | 2,000円〜 |
ベッド | 5,000円~ |
ソファ(1人用) | 5,000円~ |
ベッドマット | 3,000円~ |
タンス | 5,000円~ |
本棚 | 3,000円〜 |
扇風機 | 1,000円~ |
冷蔵庫 | 6,000円〜 |
テレビ | 2,000円〜 |
洗濯機 | 3,000円〜 |
積み放題の料金相場
続いては、トラックに積み放題できるプランの場合の料金相場です。
料金は定額プランとなっており、回収する車両の大きさでプラン分けされていることが多いです。
車両の大きさ | 料金相場 |
軽トラック | 20,000円~ |
2t車 | 35,000円~ |
4t車 | 60,000円~ |
自治体で回収してもらう場合
続いては、お住まいの自治体で粗大ごみとして処分する場合の料金相場です。
品目 | 費用相場 |
テーブル | 1,100円 |
ベッド(マット除く) | 2,000円 |
ベッドマットレス | 1,100円~ |
ソファ(1人用) | 800円 |
タンス | 2,000円 |
本棚 | 400円〜 |
扇風機 | 400円~ |
また、家電リサイクル法で定められている品目やPC類は多くの自治体で収集を行っていないませんので注意してください。
さらに企業から出た事業系の粗大ゴミに関しても、自治体では収集を行わないことがほとんどですが、必要な際は各自治体にお問い合わせてください。
引越し業者に回収してもらう場合
引越しをきっかけに不用品を処分する方も多くいるでしょう。そのため、有料で不用品の回収サービスを提供している引越し業者も存在します。
すべての引越し業者が不用品回収を行っているわけではありませんが、引越し業者による不用品回収を依頼した場合の料金相場を見ていきましょう。
品目 | 費用相場 |
テーブル | 3,500円〜 |
ベッド(マット除く) | 3,000円~ |
ソファ(1人用) | 2,500円~ |
冷蔵庫 | 6,700円〜 |
テレビ | 4,300円〜 |
洗濯機 | 5,500円~ |
他の方法で紹介している以下の品目についても、業者や地域によっては回収可能な場合があります。事前に確認されることをおすすめします。
- ベッドマットレス
- タンス
- 本棚
- 扇風機
また、サービの内容についても業者によってさまざまです。
まとめ
今回、不用品回収の料金形態や料金相場について紹介してきました。
買取ができないような不用品を処分するには料金がかかってしまうことがほとんどです。
お得に処分するためには、不用品の量やご自身の都合によって、どの方法で不用品を処分するかについて検討する必要があるでしょう。
不用品回収業者では、自治体や引越し業者では対応していない品目でも回収できることが多く、即日の回収にも対応しているなど、都合に合わせて依頼することができます。
さらに、大掃除や引越しで大量な不用品を処分する場合には、積み放題を利用することで定額で回収することができるメリットもありますので、ぜひ不用品回収業者の利用をご検討ください。