大掃除や引越し、模様替えなどで出た大量の不用品のなかで、処分するにはもったいないと感じる物があるかもしれません。
不用品回収業者を利用した時、ついでに買い取ってもらえたら処分費用を抑えられて嬉しいですよね。
そこでこの記事では、下記の内容をメインに解説していきます。
- 回収と同時に買取もしている不用品回収業者は存在するのか
- 買取してもらいやすい不用品
- 買取してもらえない不用品
- 不用品回収業者以外の買取サービス
目次
不用品回収に買取サービスはあるの?
インターネットで検索した際に上位表示される不用品回収業者の多くは、回収と同時に買取対応をしています。
ただし、どんな物でも買取してくれるわけではなく、「回収する不用品の中で買取り可能な物があれば買い取る」または「買取可能な不用品のみ査定をして引き取る」というのが基本的にスタンスです。
買取可能な不用品があった場合は査定を行い、同時にその他の不用品の回収を依頼しているのであれば、回収費用から買取金額を差し引いてくれます。回収費用よりも買取金額が上回れば利益として受け取ることができます。
高価買取を期待する方は、主に以下の3つの項目で決まるので事前に確認しておきましょう。
①美品・高年式かどうか
買取対応した不用品は、基本的に綺麗にクリーニングをしてから中古品として販売されます。
そのため、不用品が美品であればクリーニングの手間を省くことができますし、販売した際に売れやすくなるので買取額がアップします。
また、家電製品やバイク、ロードバイクなど、購入時の値段が高額だった不用品は、製造日から5年以内の高年式の物だとさらに買取額がアップするので、製造日がわかるものは残しておきましょう。
品質を保証する物があるか
買取希望の不用品の品質を保証する、
- 保証書
- 鑑定書
- ギャランティカード
があると、高価買取を期待することができます。その理由として、ブランド品などは見た目だけでは判断できないほど精巧なコピー品が出回っている実情があります。
付属品が揃っているか
取扱い説明書や付属部品が完全に揃っていることで、買取額はアップします。また、化粧箱の様な外箱も買取額アップに繋がることがあるので、お持ちの際は必ず一緒に査定に出しましょう。
不用品回収業者に買取してもらえない不用品
買取対象の不用品は不用品回収業者によって多少異なりますが、買取してもらえない不用品は主に以下のような物です。
- 完全に破損していて再利用が難しい物
- 中古品として需要がないもの
- 衛生的な理由で再利用が難しい物(マットレス等)
- 汚れや傷、臭いが著しく酷い物
- 製造日(年式)が古い物
美品かつ年式も新しく、需要があるのに買取対象にならなかった不用品は、不用品回収業者ではなく次に紹介する買取サービスを利用することをおすすめします。
不用品回収業者以外で不用品の買取をしているサービス
ここでは、不用品回収業者以外で買取をしているサービスとして、「リサイクルショップ」と「買取専門店」についてご紹介します。
場合によっては、不用品回収業者で買い取ってもらうよりも高額での買取、不用品回収業者では買い取ってもらえなかったけど買い取ってもらえた、ということがあります。
リサイクルショップ
リサイクルショップでは、楽器や家具、洋服、雑貨など幅広い不用品を買取ってもらうことができます。
リサイクルショップの買取方法として、
- ショップに不用品を直接持ち込む「店頭買取」
- Web 上から申し込み自宅からダンボールに梱包して送る「web買取」
- 自宅まで買取に来てもらう「出張買取」
といった方法があるので、状況に合わせて使い分けるようにしましょう。
※買取バリューの「不用品回収のおすすめ業者」の記事に紹介されました。
また、買取価格は時期によって変動することがあり、その不用品のニーズが高まる時期の少し前に買取に出すのがコツです。
【注意点】
買い手のいない(ニーズがない)不用品や年式の古い物、状態の悪いものは買い取ってもらえないので、事前に店舗に問い合わせて聞くことをおすすめします。
買取専門店
買取専門店は読んで字のごとく「買取を専門に行っているお店」です。この買取専門店には、特定のカテゴリーだけを専門とする店舗と、幅広いカテゴリーの商品を取り扱っている店舗が存在します。
前者の特定のカテゴリーというのは、例えば楽器専門やバイク専門、ブランド品専門、家具専門を指します。
利用するメリットは、自分が買い取って欲しい不用品を専門とする店舗で査定に出すことで、正しく評価してもらうことができ適正価格で売却できるという点です。多少状態が悪くても値段をつけてくれることもあります。
一方、幅広いカテゴリーを取り扱う買取専門店は、処分したい家電や楽器、ブランド品などの不用品が大量にある時におすすめです。
比較的まとめて売却することができるというメリットがありますが、相当に優秀な買取査定士が所属していない限り、適正な値段をつけてもらうことが難しいというデメリットもあります。
まとめ
明らかにニーズがある不用品かつ状態もいい、さらには高年式なものであれば、先ほど紹介したリサイクルショップや買取専門店に持ち込むのが良いでしょう。
とくにパソコンなど生活必需品ともいえる品目は、比較的新しい商品であればニーズが高く売れやすいです。売った後にまた必要になった場合も、パソコンのレンタルができるサービスがあるので心配ありません。
それ以外の不用品に関しては、売れたとしても微々たるものしかならず、売れなかった場合は持ち帰らなかればいけないので、まとめて不用品回収業者に引き取ってもらうことをおすすめします。
不用品回収業者であれば、買取できるものは買取し、そうでないものでも一緒に回収してくれるので二度手間にならずに一回ですべて手放すことができますよ。