画像引用元:https://panasonic.biz/appliance/cold_chain/products/sur/SUR-UT1541C/
冷蔵庫・冷凍庫・作業スペースが1つにまとまった「コールドテーブル」は、店舗などで業務用として使用していた場合、一般のごみとして処分することができません。
安易な考えで一般ごみとして捨ててしまうと法律に抵触してしまう可能性もあるので注意が必要です。
この記事では、コールドテーブルの処分方法について紹介していきます。
コールドテーブルを処分する際の注意点についても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
コールドテーブルの処分方法
コールドテーブルの主な処分方法として、次の方法があります。
- 不用品回収業者に回収を依頼する
- 業務用機器専門の買取業者に買取を依頼する
- 必要としている人に譲る
- 下取りしてもらう
それぞれの処分方法について詳しく解説していきます。
不用品回収業者に回収を依頼する
コールドテーブルをなるべく手間をかけず楽に処分したいのであれば、不用品回収業者に回収を依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者は、不用品の搬出から車への積み込み、運搬までトータルで引き受けてくれるので、こちらで対応する必要がありません。
コールドテーブルはサイズも大きく重量もあるので、回収に慣れている不用品回収業者のスタッフに任せるのが安全です。
企業など業務で使用していたコールドテーブルを不用品回収業者に回収依頼する場合は、「産業廃棄物」の回収をおこなっている業者に依頼する必要があるので注意してください。
業務用機器専門の買取業者に買取を依頼する
処分する予定のコールドテーブルがまだ使える場合は、売却して処分するのも一つの手です。
買取業者の中には業務用の機器を専門的に買い取っている業者もいるので、そういった業者に買取を依頼しましょう。
ただし、コールドテーブルの買取価格はそれぞれの買取業者によって異なるので、なるべく高く売りたいと考えているのであれば複数業者への見積り依頼が必要不可欠です。
必要としている人に譲る
まだ使えるコールドテーブルは、必要としている人に譲って処分することもできます。
これから飲食店を始めようと考えている人などコールドテーブルを必要としている人はたくさんいるので、引き取ってくれる人を募ってみてください。
友人や知人で引き取ってくれる人がいない場合は、SNSやジモティーなどのサービスを活用して引き取り手を探してみましょう。
SNSなどで見つかった引き取り手に譲る場合は、「クレームは一切受け付けていません」など、譲渡の条件をしっかりと伝えた上で引き取ってもらうようにしてください。
そうすることでトラブルを抑制できるようになります。
下取りしてもらう
古いコールドテーブルを処分して新しいコールドテーブルを購入する場合、古いコールドテーブルを下取りしてもらえる場合があります。
下取りになるか無料での引取になるかは製品の状態によって異なりますが、いずれにしても無料で処分できるのでおすすめです。
また、古いコールドテーブルを現地まで回収しにきてくれるかどうかについても業者によって対応が異なるので、必ず事前に確認しておくようにしましょう。
コールドテーブルを処分するときの注意点
実際にコールドテーブルを処分する場合、以下の2点に注意しなくてはいけません。
- 一般ごみや粗大ごみとして処分できない
- 製品によっては第一種フロン類充填回収業者への依頼が必要になる
それぞれの注意点について詳しく解説していきます。
業務用コールドテーブルは一般ごみや粗大ごみとして処分できない
飲食店などで業務用として使用していたコールドテーブルを処分する場合、産業廃棄物として扱われます。
産業廃棄物を自治体の一般ごみや粗大ごみに出してしまうと、不法投棄とみなされ、捕まってしまうこともあるので注意しなくてはいけません。
業務用コールドテーブルを処分する場合は、必ず産業廃棄物業の回収をおこなっている専門業者に回収を依頼するようにしてください。
ノンフロン製品以外の回収は第一種フロン類充填回収業者への依頼が必要
業務用コールドテーブルの中にはフロンガスを使用しているモデルがあります。
フロンガスを使用している製品は、フロンガスを適切な方法で処理した上で製品の処理をおこなわなくてはいけません。
フロンガスの処理は一般の産業廃棄物業者ではおこなえませんので、必ず「第一種フロン類回収業者」の許可を得ている産廃業者に依頼するようにしてください。
また、第一種フロン類回収業者にフロンガスの処理を依頼して証明書を発行してもらい、回収は別の産廃業者に依頼するという方法もあります。
ただ、二度手間になってしまうので、フロンガスの処理から回収までトータルで依頼できる業者への依頼をおすすめします。
まとめ
業務用コールドテーブルの処分方法について紹介してきました。
業務用コールドテーブルにはフロンガスが使用されているものもあるので、「第一種フロン類回収業者」の許可を得ている産廃業者にフロンガスの処理から製品の回収までトータルで任せてしまうのがおすすめです。
ただ、まだ使用できるコールドテーブルは需要が高く、買取や譲渡という方法での処理も可能なので、最適だと思われる方法で処分するようにしてください。
弊社「不用品回収ルート」は、一般家庭の不用品を回収している不用品回収業者です。
ご依頼いただくタイミングによってはその日のうちに回収に伺うことも可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。