座布団を長く使用していると、薄くなってしまったり破けてしまったり、使えない状態になってしまうことがあります。このような座布団を処分しようと思ったときに、何ごみとして出せばいいのか戸惑う方も多いと思います。
粗大ごみにしては小さい気もしますし、かといってごみ袋には入りきらないかもしれませんね。
この記事では、座布団の正しい処分方法をご紹介します。不用品回収業者の紹介や、処分せずにもう一度使えるようにする方法もご紹介いたしますので是非最後まで読んでみてください。
目次
座布団は何ごみになるのか
結論から申し上げると、座布団が何ごみかどうかは自治体によってばらつきがあります。
「粗大ごみ」であると定義している自治体もあれば、ごみ袋に入る大きさであれば可燃ごみまたは不燃ごみとしている自治体もあります。
例えば、東京都23区では一辺が30cmを超えるものは粗大ごみとして定義しています。これには大体の座布団が当てはまりそうです。
ただし、これはあくまでも23区の場合。自治体によっては小さな座布団は粗大ごみ扱いにならないこともあるので、一度確認してみることをおすすめします。
また、粗大ごみにならなかった座布団の場合は、座布団の中身の素材によってごみの種別が変わります。綿などの天然素材であれば「燃えるごみ」ですが、ポリエステルなどの化学繊維であれば「燃えないごみ」などとして回収されることになりますね。
もちろんこちらも自治体によって厳密なルールが異なるので、確認が必要です。
座布団の処分方法
ここからは、実際に座布団を処分する方法をご紹介いたします。実は、ごみとして出す以外の方法もあるんです。
それぞれの方法について詳しく解説いたします。
①自治体が定めた方法で処分する
先ほど紹介したように、座布団を捨てる場合は何ごみになるのか確認することが必須です。その上で、自治体が定めた方法で処分するのが最も一般的な処分方法です。
ただし、座布団を粗大ごみとして扱う自治体にお住まいの場合は、少々面倒な手順を踏むことになります。
自治体にもよりますが、一般的には、
- 自治体の粗大ごみ受付センターに申し込みを行う
- 有料粗大ごみ処理券をコンビニなどで購入し、座布団に貼る
- 玄関先や敷地内など、指定された場所に座布団を置いておく
- 収集日に回収される
といった手順で処分を行います。多くの座布団を処分したいならまだしも、1枚の場合はかなり面倒ですね。
②不用品回収業者を利用する
不用品回収業者を利用する方法もあります。この方法は粗大ごみとして処分するよりもかなり楽です。
一般的な不用品回収業者を利用する流れは、
- Webや電話で申し込み・見積を行う
- 回収を希望した日に業者が自宅へ訪問
- 品目の確認と、回収
- 精算
このようになります。回収を全部行ってくれるのが非常に楽なポイント。座布団だけでなく他の不用品なども一気に処分したい場合にもお得に利用できます。
Webでの見積も簡単なので、是非利用してみてください。
③座布団が必要な団体に寄付する
他の方法として「座布団が必要な団体に寄付する」といった方法もあります。
インターネットで検索すると、海外途上国などへの物資支援などを行っている団体が多数ヒットします。募集している品目に「座布団」があれば、不要な座布団をそのまま寄付することが可能です。
自分の家で使えなくなった座布団が、遠く離れた国で役に立てばお互いにとってWin-Winですね。こういった方法も検討してみてもよいかもしれません。
座布団を処分せずにもう一度使う方法
ここまでは、古くなったり使えなくなった座布団を処分する方法のみを紹介しましたが、実は処分せずにもう一度使う方法もあります。
布団の販売業者などの中には、座布団の「打ち直し」を行っている業者もあるのです。打ち直しを行うと、薄い座布団や穴が開いていたり、破れている座布団を新品のように再生してもらうことができます。
もし新しいものを買わずにまだ利用したい場合は、このような方法も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
様々な座布団の処分方法についてご紹介しました。不用品回収業者の利用や、海外への寄付などは意外な方法だったかもしれませんね。
不用品回収業者への依頼であれば座布団以外にもソファやマットレス、その他にも生活家電である冷蔵庫や洗濯機などもまとめて依頼することが出来ます。
この記事を参考に、ご自身にあった方法で座布団やその他不用品を処分してみてください。