寒い時期には欠かせないこたつですが、動かなくなったり調子が悪くなったりすると処分にも困る電化製品です。
この記事では、こたつの処分方法についてと、買い替えや処分が必要なサイン・時期などについてお伝えします。
具体的な処分方法(不用品回収業者にお願いするなど)もご紹介いたしますので、これからいらないこたつを処分しようとしている方や、こたつの調子が悪く捨てようか迷っている方は是非チェックしてみてください。
目次
こたつの捨て時・買い替え時とは
一般的にこたつの寿命は約10年と言われています。こたつや中のヒーターの種類によってもバラつきはありますが、10年以上経過すると壊れやすい状態になります。
また、正しく使っていないと使用期間が10年に満たなくても壊れてしまう場合も。コードを無理やり引っ張って使う・部品が破損したまま使い続けている場合などですね。間違った使用方法だと火災などの原因にもなるので、慎重に取り扱いましょう。
こたつの捨て時・買い替え時のサインについてですが、以下のようなものが挙げられます。
- 電源が入らない
- コードなどの部品が破損している
- 温度調整などの機能が使えない
- 暖まるまでが遅い
- 異臭がする
いらないこたつの処分方法
ここまでこたつの捨て時・買い替え時について説明しましたが、いざこたつを捨てようと思うと、どのように捨てていいのか分からない方も多いと思います。
今回は、こたつを処分する方法を5つ挙げてみました。それぞれのメリット・デメリットを見て、あなたに合った方法でこたつを処分しましょう。
粗大ごみとして出す
自治体にもよりますが、ほとんどのこたつは大きさ的に粗大ごみとして扱われます。
粗大ごみの定義は自治体ごとに設定されていますが、「一辺の長さがおおむね30センチ以上」の大きなごみを粗大ごみと定義する自治体も多いです。東京都23区ではこの基準を設けています。自治体により50cm以上など違いはあるものの、ほとんどのこたつは粗大ごみに該当するのが分かりますね。
実際に粗大ごみとしてこたつを処分する流れは以下の通りです。(東京都中央区の場合)
- 電話・Webなどから自治体の粗大ごみ受付センターに申し込む
- 有料粗大ごみ処理券を処分するこたつに貼る
- 収集曜日の午前8時までに玄関・敷地の入口などに出しておく
有料粗大ごみ処理券は事前にコンビニなどで購入する必要があります。価格に関してはごみによって異なるので、粗大ごみ受付センターに申し込んだ際に聞いておくとよいでしょう。
東京都中央区を例に挙げましたが、他の自治体でもおおむね似た流れで回収を行っています。以上の内容を踏まえて、こたつを粗大ごみとして出す際のメリットとデメリットを見ていきましょう。
- 粗大ゴミに出すメリット
- こたつを粗大ごみとして出す際のメリット
- 自治体に任せることができるので安心・安全に処分できる
- 壊れているこたつでも問題なく処分できる
- 粗大ゴミに出すデメリット
- こたつを粗大ごみとして出す際のデメリット
- 粗大ごみ処分の費用がかかる
- まだ使えるこたつの場合は少しもったいない(お金にならない)
- 回収日まで待たないと回収してくれない
- 外まで運搬するのが面倒・体力を使う
粗大ごみとして出すのは、自治体に任せられるので比較的安全ですが、まだ電源がつくこたつなどの場合はお金を払ってまで回収してもらうのは少しもったいないかもしれません。また大きいこたつの場合は、外まで一人で運搬するのが大変な場合もあるでしょう。
リサイクルショップに買取してもらう
こたつをリサイクルショップに持ち込む方法もあります。特に寒い時期になる前でしたら、買取してもらえる場合もありますね。もちろん、動作確認などはされるので壊れていないこたつの場合のみとなります。
ただしこの方法は、こたつを自分で運搬する必要があるので、車などがないと持っていくのは難しいでしょう。運転免許を持っていなかったり、車を出してくれる知人がいないと少々大変ですね。
その他、リサイクルショップに買取してもらう際のメリット・デメリットは以下の通りになります。
- リサイクルショップのメリット
- 買取価格がつけばお金になる
- 処分費用がかからない
- リサイクルショップのデメリット
- 運搬が大変
- リサイクルショップによっては値段が付かないと持ち帰らなければいけない場合もある
運搬が大変なのが一番のデメリットになりそうです。またリサイクルショップによってはせっかく持って行ったのに、買取不可で持ち帰らなければいけないケースもあるので、事前に確認する必要があります。
不用品回収業者にお願いする
粗大ごみとして自治体に任せる処分方法以外に、不用品回収業者に処分をお願いするといった方法もあります。
こちらは処分を業者に任せられるほか、自宅まで取りに来てくれるので運搬の手間がかかりません。業者によっては、自治体に任せるよりも費用を抑えることができます。
また、不用品回収業者はこたつ以外にも不用品の回収を引き受けてくれる場合がほとんどなので、こたつ以外にも大きな家具や家電を回収してくれます。粗大ごみになりそうな不用品が2点以上ある場合はまとめてお願いできるのでこちらもメリットですね。
即日対応してくれる業者も存在するので、スピードに関しても文句なしです。不用品回収業者を利用するメリット・デメリットをまとめてみましょう。
- 不用品回収業者のメリット
- 運搬を任せられる
- 粗大ごみとして処分するより費用を抑えられる場合がある
- 比較的早く処分が可能
- 不用品回収業者のデメリット
- 業者選びが難しい
- 回収料金が発生する
料金は発生しますが、楽に費用を抑えて回収してもらうならこの方法が一番良いでしょう。
なるべく費用を抑えつつ、早めに回収してもらいたいとお考えであればぜひ「不用品回収ルート」にお任せください。
不用品回収ルートは、様々な家具・家電を中心にその他の不用品も併せて回収対応しております。もちろんこたつも回収対象となっております。最速で即日対応が可能ですし、関東以外のエリアでも回収を行っており地方在住の方からも多く依頼を頂いております。
以下は、不用品回収ルートのコタツの回収実績です。
神奈川県川崎市のコタツの回収
■回収前
■回収後
神奈川県川崎市にて年季の入ったコタツ1点を回収いたしました。
コタツ1点のみの回収だったので、回収時間も5分ほどで完了しました。
大阪府大阪市のコタツの回収
■回収前
■回収後
大阪府大阪市にて、小さめのコタツ1点を回収いたしました。
コタツのみだったので、近くで作業していたスタッフが連絡をいただいた当日中に訪問。
スタッフ1名で十分運べるサイズ・重量だったので、5分ほどでトラックまで搬出しました。
Webからのお問い合わせや電話で申し込みも受け付けておりますので、一度検討してみてください!
こたつが必要な友人に引き取ってもらう
まだ使用できるこたつの場合は、一人暮らしの友人などにこたつを譲ってしまうのも一つの手です。自分にとって必要のないこたつをそのまま利用してもらえるので、Win-Winな方法ですね。
こたつを欲しがっている友人がたまたまいないと成立しない方法なので、誰にでもおすすめできる方法ではありませんが、もし欲しい友人がいればラッキーかもしれませんね。
ただし、人に渡すものになるので綺麗に掃除してから渡すなど、他の処分方法だと必要がなかった手間がかかるのはデメリットかもしれません。
その他、こたつを譲る際のメリット・デメリットをまとめてみました。
- 友人に譲るメリット
- 譲るだけなので処分費用がかからない
- お互いにとって利点が多い方法なので友人に喜んでもらえる
- 友人に譲るメリット
- お互いの予定を合わせて譲る必要がある
- 運搬の方法を考えなければいけない
- こたつの掃除をする必要がある
- 故障や不具合がある場合は譲ることができない
故障していたり、あまりに汚れが目立つこたつを友人を譲るのは気が引けますよね。そのような場合は、粗大ごみとして出すか、不用品回収業者に依頼した方が良いでしょう。
フリマアプリやオークションに出品する
こたつを欲しがっている友人がいない場合、フリマアプリ・ネットオークションに出品して買い手を探す方法もあります。こちらも故障・不具合がないこたつをお持ちの場合にのみおすすめしたい方法です。
ただし、出品に慣れていないと手こずってしまう可能性もありますし、クレームや値下げの交渉を求めてくるユーザーも多いので、少々面倒な方法でもあります。相手は知人ではない見知らぬ人になるので、丁寧に対応しないといけませんね。
また、梱包に関しても手間がかかります。こたつは大きいものなので、簡単にはいきません。こちらも慣れていないと手こずることになりそうです。
フリマアプリやネットオークションにこたつを出品するメリット・デメリットは以下の通りです。
- フリマアプリやオークションに出品するメリット
- フリマアプリやオークションにこたつを出品するメリット
- 中古品の販売という形になるので、こたつがお金になる
- 処分手数料がかからない
- フリマアプリやオークションに出品するデメリット
- フリマアプリやオークションにこたつを出品するデメリット
- フリマアプリやオークションの仕組みを理解していないと大変
- 知らない人とのやりとりが必要になる
- 梱包が大変
- 引き取り手が見つからない場合もある
既にフリマアプリやネットオークションの出品に慣れている方には、おすすめできる方法ですが、そうでない方にはあまりおすすめできません。
まとめ
壊れていたり汚れているこたつは、粗大ごみに出すか不用品回収業者に頼むのが良さそうですね。リサイクルショップに出す方法もありますが、デメリットが目立ちます。手間や費用を抑えたいなら不用品回収業者に頼むのが良いでしょう。文中でもあげた不用品回収ルートなど、信用できる業者に依頼しましょう。
まだ使えるこたつであれば、友人に譲ったりフリマアプリ・ネットオークションに出品する方法が良いでしょう。少々手間がかかる方法ではありますが、費用は抑えられます。
こたつが欲しい友人や買い手が見つからない場合は、処分するしかないでしょう。この場合も、粗大ごみや不用品回収業者を利用するのが無難です。