自宅でお酒をそのまま温めて飲む時に活躍する酒かん。お酒を楽しむ時には便利な酒かんですが、お酒を飲まなくなれば、ほとんど必要になる時はありません。
そしていざ処分しようと思った時に、ゴミの分別がわからず、押入れの中に眠ったままになってしまうケースは意外と多いです。
ここでは、電気式か湯せん式かによって異なる酒かんの処分方法について解説します。それぞれ処分方法をきちんと理解したうえで、使わなくなった酒かんを処分してスッキリしましょう。
目次
酒かんの処分方法
酒かんの処分方法は、電気式・湯せん式などの素材、そしてサイズによっても変わってきます。ご自身がお持ちの酒かんが、どれに該当するか確認しながら読み進めましょう。
燃えないゴミとして処分する
酒かんのサイズが、1辺30cm〜50cm未満の場合は、燃えないゴミとして処分することができます。サイズの規定は各自治体ごとによって異なるので、ゴミを出す前に一度、ゴミの分別表に目を通してから処分しましょう。
- 湯せん式
- 湯せん式の酒かんは、金属製のものがほとんどのため「ビン・カン類」としていつも通りの方法で処分することができます。お湯を入れるための容器が木製の場合は、燃えるゴミとして処分しましょう。
- 電気式
- 電気式の酒かんの場合は、「資源ゴミ」として回収している自治体が多いです。決められた日時までに、指定されているゴミ収集場所に出しておきましょう。
電気式の酒かんを処分する場合は、付属のヒーターなどは分けて処分する必要があるので気をつけましょう。
粗大ゴミとして処分する
サイズ30cm〜50cmを超える、燃えないゴミとして処分できない酒かんは、粗大ゴミとして処分することになります。
粗大ゴミとして処分するには、粗大ゴミ1点につき、有料の「粗大ゴミ処理券」が1枚必要になるので、分解できる酒かんはできるだけ分解して燃えないゴミとして出しましょう。
粗大ゴミの処分方法は以下の通りです。
- 各自治体のホームページから「粗大ゴミ受付センター」に問い合わせる。
- 粗大ゴミ処理券をコンビニや郵便局などの「粗大ゴミ処理券取扱所」で購入して、貼り付ける。
- 粗大ゴミの収集日までに、指定された場所に酒かんを運んでおく。
粗大ゴミサイズの酒かんといっても、50cmまでの大きさのものが大半です。外に出しておく際は、風が吹いて移動してしまわないように工夫して出しましょう。
小型家電としてリサイクルする
電気式の酒かんは小型家電として、各自治体の回収方法にしたがってリサイクルすることができます。
小型家電のリサイクルは、不用な家電から金や銀などの金属を再資源化する「小型家電リサイクル法(平成25年度4月1日に施行)」に基づいて、回収されリサイクルする処分方法です。
リサイクルの回収方法は以下の通りです。
- ピックアップ回収:燃えないゴミとして処分されたものを、清掃工場で選別し回収
- ボックス回収:公共施設や家電量販店に設置してある回収ボックスから回収
- ステーション回収:ゴミ収集場所で資源ゴミと合わせて回収
不燃ゴミとして処分する方法なら、手間も少なくリサイクルすることができます。
不用品回収業者に依頼して回収してもらう
不用品回収業者に依頼して処分する方法もあります。酒かん1つだけ回収するというよりも、他にも処分したいものをまとめて回収してもらうことが多いです。
酒かんとあわせて雰囲気を楽しむために使われるお猪口と徳利なども、まとめて処分したいと考えている人は不用品回収することで分別の手間がなく処分することができます。
不用品回収ルートで酒かんを回収してもらおう
不用品回収ルートなら、酒かんを含めた不用品を、粗大ゴミのように細かく分別することなく手軽に処分することができます。
他にも不用品回収の強みは、
- 見積もり/出張費が0円
- 追加料金なしの定額プランも対応
- サイズや規模に関係なく回収
- 他社より1円でも高い場合は相談可
- 早朝や深夜でも回収・お見積もり可能
- 最短で即日回収も可能
など、たくさんあります。
まとめ
酒かんは基本的に、自治体の分別ルールにしたがって処分する方法が一般的です。ただし、処分したいお酒グッズが多い場合は、不用品回収などを利用することで、分別することなく回収してもらうことができます。
これから禁酒することを考えている方は、まとめて処分することをオススメします。