テレビより大きい画面で映画を見たり、会議などで資料を投影するのに使われるプロジェクター。しかし、必要のない時はずっと押入れの中で眠っていることが多いです。
そこでここでは、使わなくなったプロジェクターの正しい捨て方と寿命について解説していきます。お持ちのプロジェクターの寿命を確認した上で、正しく処分しましょう。
目次
プロジェクターの寿命
プロジェクターは一度買えばずっと使い続けることはできず、寿命がきたら買い換える必要があります。そのプロジェクターが寿命を迎える原因は「ランプ切れ」にあります。
プロジェクターのランプは、LED・レーザー・水銀の3タイプにわけられています。各ランプの平均寿命と1日5時間使用した場合の交換目安はこちらです。
ランプの種類 | 平均の寿命 | 交換の目安 |
LED | 20,000時間 | 4000日(10年) |
レーザー | 20,000時間 | 4000日(10年) |
水銀ランプ | 3,000時間 | 600日(1.5年) |
水銀ランプは自分で取り換えれば、プロジェクター本体が壊れない限り繰り返し使用できます。ただし、水銀は環境破壊や健康被害をもたらす有害な物質なので、プロジェクターランプはLEDかレーザーの使用をオススメします。
使わなくなったプロジェクターの処分方法
使わなくなったプロジェクターの処分方法は1だけではありません。お持ちのプロジェクターにはどの捨て方が適しているか考えながら読み進めましょう。
また、水銀ランプのプロジェクター通常のゴミとは異なる方法で捨てる必要があります。間違えて捨てないように気をつけましょう。
水銀をはじめとしたランプは有害ゴミ
水銀による環境汚染や健康被害を防止する目的で、不燃ゴミなどでは捨てることができません。そのためプロジェクターに使われているような水銀などのランプは、「有害ゴミ」として処分することになります。
有害ゴミの収集日も自治体にごとによって異なるため、ホームページ等で確認しましょう。また、他のゴミと一緒に捨てたり、ランプが割れないようにも注意が必要です。
不燃ゴミとして処分
プロジェクター本体は不燃ゴミとして捨てられます。不燃ゴミとして捨てられるプロジェクターは、サイズが30〜50cm以下である場合が多いです。サイズの規定についても各自治体ホームページ等からご確認ください。
粗大ゴミとして処分
サイズが30〜50cmを超えてしまうようなプロジェクターは、不燃ゴミではなく粗大ゴミとして処分します。粗大ゴミ処分は有料となっており、地域によって費用は異なりますが、おおよそ200〜500円が目安です。
プロジェクターの粗大ゴミの処分手順は下記を参考にしてください。
- お住まいの地域の粗大ゴミ受付センターに問い合わせて、ゴミ収集を依頼する。
- スーパーやコンビニなどの粗大ゴミ処理券取扱店で粗大ゴミシールを購入する。
- 購入した粗大ゴミシールに必要事項を記入して、プロジェクターに貼り付ける。
- 粗大ゴミの収集日時までに、お問い合わせ時で指定した場所へ出しておく。
また、お近くのクリーンセンターへ直接持ち込むことで、収集してもらう方法よりも少し安く処分することができます。
中古品としてネットで売る
プロジェクターは数万円〜の金額設定になっているものが多く、中古品でも高く売れることがあります。
ネットオークションやフリマアプリに出品する際は、使用時間も記載しておくとユーザーも安心して落札することができるので、買い手もつきやすいです。
プロジェクターの発送や梱包時に料金や手間がかかるので、有名ブランド製品で高く売れる自信がある方にオススメの処分方法です。
使用済み小型家電としてリサイクル
使わなくなったプロジェクターは、使用済みの小型家電としてリサイクルする処分方法もあります。もっとも一般的な回収方法として、公共施設や家電量販店に設置された「回収ボックスに」投入することでリサイクルできます。
回収ボックスの投入口は設置されている地域によってバラバラです。投入口に入りきらないプロジェクターは別の方法で処分しましょう。また、プロジェクターの電池が取り外せるものは取り外してから投入してください。
不用品回収業者に依頼して回収
プロジェクターをなるべく早く、分別せずに処分したい場合は不用品回収を利用して回収する方法がオススメです。
他の処分方法よりも費用はかかりますが、そのぶん手間が掛からず短時間で回収できるので、処分したいものがたくさんある方にとってはコスパが高い方法です。
無料の不用品回収は、回収後に高額な料金を請求する業者である場合が多いので、料金プランがわかりやすい不用品回収業者を選びましょう。
不用品回収ルートでプロジェクターを回収するメリット
ここからはプロジェクターを不用品回収ルートで回収するメリットについて紹介します。
不用品回収を利用を検討している方、プロジェクター以外に処分したいものがたくさんある方は、ぜひ参考にしてください。
プロジェクター以外もまとめて回収
お部屋の掃除や押入れの整頓のタイミングで、使わなくなったプロジェクターが出てきた方は不用品回収を利用する方法がオススメです。プロジェクターの映像を映すスクリーンやスピーカーなどもまとめて回収できます。
不用品回収ルートではサイズや規模に関係なく回収しているので、数が多すぎて回収されるか心配する必要はありません。また、天井に取り付けられている1人では取り外せないようなプロジェクターでも安心してお任せください。
高価買取にも対応
状態のいいプロジェクターであれば高価買取にも対応しているので、少しでも安く処分したいと考えている方にオススメできるのがポイントです。
買取対応についてはプロジェクターの状態によって異なるので、まずはWEB・LINE・電話から気軽にご相談ください。
最短で即日回収
最短で即日回収にも対応しているので、「使わなくなったプロジェクターをなんとか今日中に処分したい」と考えている方にオススメです。
また深夜・早朝のお見積もりや回収も受け付けていますので、普段の生活が忙しい方でも時間を見つけてご依頼いただけます。出張お見積もり後の金額に納得がいかなければ、キャンセルも可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
まとめ
プロジェクターはサイズやタイプによって捨て方が異なります。正しく処分するためには、お持ちのプロジェクターの状態をきちんと確認した上で処分するようにしましょう。
なんとかして今日中に片付けてしまいたいと考えている方は、即日回収にも対応している不用品回収ルートにご依頼ください。