文字や絵などの原稿を読み込んで画像として保存することができる便利なスキャナー。しかし処分しようとすると簡単にはいきません。
ここでは壊れたスキャナーや使わなくなったスキャナーの処分方法と捨てる前の注意点について紹介します。捨て方を知って正しく処分しましょう。
目次
スキャナーを捨てる注意点
スキャナーの捨て方を紹介する前に注意するべき点について解説します。捨て方によっては、トラブルを引き起こしてしまう可能性もあるので、きちんと確認しましょう。
データは消去してから
スキャナー内に個人情報が保存されている場合は、データを完全に消去してから捨てましょう。もしデータを消去せずに捨ててしまうと、個人情報が漏えいする危険性があります。
捨ててしまう前に、お持ちのスキャナーがデータを記録しているタイプの製品か確認してから捨ててください。
スキャナーの寿命はおおよそ5年前後
スキャナーの寿命はスキャンの使用回数によって変わってきます。スキャナーの製品にもよりますが、ローラーの耐久枚数が10〜50万ほどなので、スキャナーの寿命はおおよそ5年前後になります。
業務用のスキャナーは家庭ゴミとして捨てられない
プリントアウトにも対応しているような大型の業務用のスキャナーは、粗大ゴミなどの家庭ゴミとして捨てられません。
業務用のスキャナーを処分するには
- メーカーに依頼して回収
- 「産業廃棄物処理業者」に依頼をして廃棄する
- 不用品回収業者に依頼して回収する
などの、専門の業者に依頼する必要があります。もし企業の機密データが入っていおり、画面操作だけのデータ消去が不安な場合は、専門業者に依頼してデータの消去も依頼しましょう。
スキャナーの処分方法
つづいてはスキャナーの処分方法について紹介します。特徴をきちんと理解して、正しく処分しましょう。
不燃ゴミとして処分する
サイズの小さいスキャナーならおなじみの不燃ゴミとして処分廃棄することができます。
しかし、自治体によっては粗大ゴミでしか回収していない地域もあるので、ゴミとして出す前に一度ゴミの分別表を確認しましょう。
ゴミの分別表にスキャナーが記載されていない場合は、自治体に電話から問い合わせましょう。
粗大ゴミとして処分する
不燃ゴミとして処分できなかった場合は、粗大ゴミとして捨てることになります。
粗大ゴミサイズ規定は自治体によって違いますが、おおよそ30cm〜50cmほどです。詳しい情報についてはお住まいの自治体ホームぺージ等からご確認ください。
粗大ゴミの処分手順は以下の通りです。
- お住まいの自治体の粗大ゴミ受付センターに問い合わせて、粗大ゴミ収集の依頼をする。
- 最寄りのコンビニやスーパーなどの粗大ゴミ処理券取扱店で粗大ゴミシールを購入する。
- 購入したシールに必要事項を記入して、粗大ゴミ収集日時までに指定した回収場所に出しておく。
クリーンセンターに直接持ち込むことでも粗大ゴミとして処分することができます。
その際は現住所が確認できる身分証明書も忘れずに持っていきましょう。
小型家電としてリサイクル
使わなくなったスキャナーは使用済みの小型家電としてリサイクルしている自治体もあります。
もっとも一般的な回収方法として、公共施設や家電量販店に設置されている回収ボックスに投入する方法があります。
回収方法は他にも
- ピックアップ回収:不燃ゴミとして処分されたものを、清掃工場で選別し回収
- イベント回収:定期的に行われるイベントの開催期間中に回収
- ステーション回収:ゴミ収集場所で資源ゴミと合わせて回収
などがあります。
環境に優しくスキャナーを処分したいと考えている方にオススメの方法です。
家電量販店で下取りしてもらう
新しいスキャナーを購入予定の場合は、購入先の家電量販店で下取りしてもらい、処分することができます。
古いスキャナーの下取りにも料金がかかりますので、詳しい料金については家電量販店に問い合わせてください。
また、お店によっては新しく買わなくても引き取ってもらえる場合があります。
不用品回収業者に依頼して回収
不用品回収業者に依頼する方法なら、余計な労力を使わずにスキャナーを含めた、さまざまな不用品を回収してもらえます。
粗大ゴミ収集のように、ゴミの収集日を待つ必要がなく、外に持ち運ぶ必要もありません。
ほかの処分方法と比べて料金はかかってしまいますが、分別の必要がなくまとめて回収できるので、時間換算すればもっともお得な処分方法といえます。
不用品回収のなかには無料で回収をうたっている違法な業者が存在するので、料金プランがわかりやすい安心できる業者をお選びください。
不用品回収ルートでスキャナーを回収するメリット
ここからは、不用品回収でスキャナーの処分を考えている方に向けて、「不用品回収ルート」のメリットについて紹介します。
不用品回収でスキャナーを回収するメリットには以下のようなものがあります。
- 見積もり・出張費が無料
- 追加料金なしの「定額プラン」にも対応
- サイズや個数などの規模に関係なく回収
- 他社より1円でも高い場合は料金相談ができる
- 早朝や深夜などの時間帯でも回収・お見積もり可能
- その日のうちに片付けられる即日回収も可能
スキャナー1点からでも回収に対応しておりますが、処分したいものが多い人ほど受けられるメリットは多くなります。また、スキャナー内に保存されたデータや個人情報についても徹底して管理しております。
その他のご要望にも柔軟に対応しておりますので、何か気になることがあれば気軽にお問い合わせください。
まとめ
スキャナーは家庭ゴミとして処分できるものから、業者に依頼しなければ処分できないようなものまであります。おもちのスキャナーにはどの処分方法が適しているか考えてから処分するようにしましょう。
もしスキャナー以外にも処分したいものがある場合は、規模に関係なく回収対応している不用品回収ルートにお任せください。