趣味としてのアマチュア無線機から、飲食店や登山でのやりとりに使われる無線機。一度に複数の人に送信できることから、スマホが普及した現在でも一定の需要が残っています。
しかし、買い替えや壊れてしまった際に無線機を捨てたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、使わなくなったハンディタイプの無線機や送受信一体型のレシーバーの処分方法について解説します。処分方法を知ったうえで、正しく処分しましょう。
目次
無線機の5つの処分方法
無線機の処分方法は一つだけではありません。5つの処分方法はそれぞれ特徴がことなります。特徴をきちんと理解した上で、お持ちの無線機がどの方法に適しているか確認しましょう。
また、これから解説する「不燃ゴミ」「粗大ゴミ」などの家庭ゴミとして捨てる場合、バッテリーや電池は取り外してから捨ててください。
※取り外したバッテリーなどは、家電量販店や自治体の施設に設置されている「充電式電池リサイクルボックス」に投入してリサイクルしましょう。
不燃ゴミとして捨てる
使わなくなった無線機は、不燃ゴミとして処分することができます。各自治体によって定められている収集日時までに、ゴミ捨て場へ出しておきましょう。
30〜50cmを超えるものは、次に紹介する粗大ゴミとして捨てる必要があります。
粗大ゴミとして捨てる
無線機の一辺の長さが30〜50cmを超えるものは、粗大ゴミ扱いとなるので不燃ゴミとしては捨てられません。サイズの規定についても各自治体で異なるので、ホームページ等でご確認ください。
無線機の粗大ゴミの処分の手順は次の通りです。
- 各自治体の粗大ゴミ受付センターに問い合わせて、粗大ゴミ収集の依頼をする。この時に収集場所を指定する。
- 粗大ゴミ処理券取扱店(コンビニやスーパーなど)で粗大ゴミシールを購入して、無線機に貼り付ける。
- 粗大ゴミの収集日時までに、指定した収集場所へ無線機を出しておく。
また、各自治体のクリーンセンターへ直接持ち込むことでも処分できます。その際は、現住所が確認できる身分証明書の提示を求められることがあるので、忘れずに持っていきましょう。
使用済み小型家電としてリサイクルする
無線機は使用済み小型家電としてリサイクル処分できます。強制ではないですが、廃家電から金や銀など、レアメタルを取り出して再利用するので、環境に優しく処分できます。
回収方法は主に以下の4通りです。
- ピックアップ回収:不燃ゴミとして処分された中から小型家電を選別する
- ボックス回収:行政施設や家電量販店に設置してある回収ボックスに投入
- イベント回収:一定の期間で行われるイベントの開催期間中に回収
- ステーション回収:ゴミ収集場所で資源ゴミと合わせて回収
無線機をボックス回収する際は、回収ボックスの投入口のサイズに入る必要があります。投入口のサイズは設置されている施設によって違いますが、おおよそ20cm×35cmほどになっています。(※東京都中央区の区役所本庁舎に設置されている回収ボックスは10cm×25cmです。)
ネットで売却する
先述した通り無線機は今も需要があります。そのため使わなくなった無線機は、フリマアプリやネットオークションに出品して処分することもできます。
使用状態がよく、価値の高い無線機なら高く売れますが、そうでないものは発送費・梱包費を差し引いた時にマイナスになってしまわないように気をつけましょう。
アマチュア無線で使われている据え置き型などの無線機の場合は、フリマアプリなどでは人気が低いので、知識が豊富な無線機の専門業者に買取してもらうことをオススメします。
不用品回収に依頼して回収
処分したい無線機の他にアンテナなど周辺機器がたくさんある場合は、不用品回収を利用してまとめて回収することをオススメします。
先述した処分方法と比べてお金はかかってしまいますが、分別する労力や時間を考えると、もっともコスパのいい処分方法です。そして作業員が出張して回収を行っているので、わざわざ家の外に運び出す必要もありません。
不用品回収ルートで無線機を回収しよう
不用品回収ルートでは使わなくなった無線機の回収はもちろん、不用品発生するお部屋のお片付けから、遺品整理まで承っております。ハンドマイクやケーブルなど、無線機の周辺機器が多い場合でもまとめて回収いたします。
また、状態のいい無線機については高価買取にも対応しているので、まずはお気軽にお見積もりください。
その他不用品回収ルートには以下のようなメリットがあります。
- 見積もり・出張費が0円(見積もり後のキャンセルも可)
- 追加料金なしの定額プランに対応
- サイズや個数に関係なく回収
- 他社より1円でも高い場合は料金相談対応
- 早朝や深夜でも回収・お見積もりが可能
- 最短で即日回収
無線機を始めとした不用品が多すぎて、全て分別・処分できないという方は不用品回収ルートにお任せください。
無料お見積もりは、WEB・LINE・電話から受け付けておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
ちいさな無線機やレシーバーであれば簡単に不燃ゴミとして捨てられてしまいますが、大きい本格的な無線機はそうはいきません。粗大ゴミとして処分する方法でも、実際に手元から離れるのは数日から数週間後になることもあります。
労力をかけずに短時間で無線機などの不用品を片付けたい方は、即日回収にも対応している不用品回収ルートにご依頼ください。